2005年 04月 15日
国立市ゴミ問題審議会 |
私やKennyさんの地元である国立市のゴミ問題審議会という集まりを傍聴してきました。
先日、国立市のホームページを見ていたら、この審議会があるという情報を見つけ、これは一度行ってみようと思ったのです。
場所は、国立市の体育館の中の一室ということで、受付で場所を確認して、2階のその部屋に向かいました。
その部屋だろうと思われる場所の前に2人の人が見えたので、「この会は一般の人間も入っていいんですか。」と訊ねると「良いですよ、ささ、どうぞ」と中に案内された。
でも、中には15人くらい人は居るのだが、みんな関係者らしく机の上には名札が出ている、一瞬、どこに座ればいいのか迷ったけれど、目の前に「傍聴席」という名札のある席を見つけ、そこに座る事にしました。
他には、誰も傍聴人はいないらしく、私一人がその席に座ったのですが、すぐ市の環境部長という人がやって来て、名刺を差し出し、「どうぞ、よろしく」ときたので、私も先日、出来たばかりの「いちごエコロジー通信編集長・ライター」という、まだとてもなじめない名刺を渡して「ちょっと、傍聴させて下さい」と挨拶をした。
予定の1時40分を少し過ぎた頃に、会長の松本さんが開会宣言をして、審議会は始まりました。
まず、最初に国立市の担当者の配転の挨拶。なんと、今までの人は他の部署に移り、この問題を初めて担当する新部長(先ほどの人)他、2名が新しく担当するということでした。役所って、そうなんですね。
こういうシステムが良いのか悪いのかなんとも判断しかねますが、一つの問題に一緒に取り組んでいたはずの人が、あっさり消えてしまうという事ですから、書類が重要な位置を占める世界という事だと、あらためて感じました。
国立市の担当職員と市民による役員数名、発言は主に市民からなる役員の自由討論で進みました。
ゴミの分別やリサイクルの問題など、話し合っていたのですが、やはり、ゴミの減量化が一番切実であるという入り口の問題に帰るようでした。
当たり前のことですが、ゴミを減らせば、全てが楽になるのです。
でも、それが最も困難な問題でもあるようで、どうしてもバブル後、一時減ったゴミが右肩上がりに増え続けているとのことでした。
ある委員が、府中市のパンフレットを参考にと差し出しました。
そのパンフレットには、大きくゴミ減量の為の目標が掲げられていました。
それに比べ、国立市のものは、ゴミの分別の仕方や出し方の事が中心で、ゴミを減らそうという呼びかけが弱いことが判りました。
わりと、穏やかな意見の発表と討論が2時間ほどなされた後、次の期日の確認などが行われ散会しました。
終わった後、新顔の私に数人の委員の人達が挨拶にやってきました。傍聴人が珍しかったのかも知れません。
ゴミの問題はもとより、環境問題は非常に複雑かつ、深いものです。
根本をさぐれば足下をすくわれそうな問題でもあります。
人々の日常の生活事態が生み出す問題なので、生活を変えることしか解決の方向は出てこないのですが、なかなか出来るものではないですね。
とにかく、少しでもというねばり強い取り組みと生活の持続が必要なのでしょう。
次回も、傍聴してみようと思っています。
先日、国立市のホームページを見ていたら、この審議会があるという情報を見つけ、これは一度行ってみようと思ったのです。
場所は、国立市の体育館の中の一室ということで、受付で場所を確認して、2階のその部屋に向かいました。
その部屋だろうと思われる場所の前に2人の人が見えたので、「この会は一般の人間も入っていいんですか。」と訊ねると「良いですよ、ささ、どうぞ」と中に案内された。
でも、中には15人くらい人は居るのだが、みんな関係者らしく机の上には名札が出ている、一瞬、どこに座ればいいのか迷ったけれど、目の前に「傍聴席」という名札のある席を見つけ、そこに座る事にしました。
他には、誰も傍聴人はいないらしく、私一人がその席に座ったのですが、すぐ市の環境部長という人がやって来て、名刺を差し出し、「どうぞ、よろしく」ときたので、私も先日、出来たばかりの「いちごエコロジー通信編集長・ライター」という、まだとてもなじめない名刺を渡して「ちょっと、傍聴させて下さい」と挨拶をした。
予定の1時40分を少し過ぎた頃に、会長の松本さんが開会宣言をして、審議会は始まりました。
まず、最初に国立市の担当者の配転の挨拶。なんと、今までの人は他の部署に移り、この問題を初めて担当する新部長(先ほどの人)他、2名が新しく担当するということでした。役所って、そうなんですね。
こういうシステムが良いのか悪いのかなんとも判断しかねますが、一つの問題に一緒に取り組んでいたはずの人が、あっさり消えてしまうという事ですから、書類が重要な位置を占める世界という事だと、あらためて感じました。
国立市の担当職員と市民による役員数名、発言は主に市民からなる役員の自由討論で進みました。
ゴミの分別やリサイクルの問題など、話し合っていたのですが、やはり、ゴミの減量化が一番切実であるという入り口の問題に帰るようでした。
当たり前のことですが、ゴミを減らせば、全てが楽になるのです。
でも、それが最も困難な問題でもあるようで、どうしてもバブル後、一時減ったゴミが右肩上がりに増え続けているとのことでした。
ある委員が、府中市のパンフレットを参考にと差し出しました。
そのパンフレットには、大きくゴミ減量の為の目標が掲げられていました。
それに比べ、国立市のものは、ゴミの分別の仕方や出し方の事が中心で、ゴミを減らそうという呼びかけが弱いことが判りました。
わりと、穏やかな意見の発表と討論が2時間ほどなされた後、次の期日の確認などが行われ散会しました。
終わった後、新顔の私に数人の委員の人達が挨拶にやってきました。傍聴人が珍しかったのかも知れません。
ゴミの問題はもとより、環境問題は非常に複雑かつ、深いものです。
根本をさぐれば足下をすくわれそうな問題でもあります。
人々の日常の生活事態が生み出す問題なので、生活を変えることしか解決の方向は出てこないのですが、なかなか出来るものではないですね。
とにかく、少しでもというねばり強い取り組みと生活の持続が必要なのでしょう。
次回も、傍聴してみようと思っています。
by voice-of-sora
| 2005-04-15 18:46