2005年 12月 23日
はらっぱ祭り問題 |
武蔵野はらっぱ祭りの本質
今、17年間続いて開催されてきた武蔵野はらっぱ祭りが2年間休止されている。
原因は、色々あって誤解や思いこみによるトラブルも多いのだが、現実というものは善悪や正義で対処して元に戻るというほど、単純潔癖なものではない。
良くも悪くも色々な視点が出来てしまったのである。
例えば、
はらっぱ祭りは大麻に関係した人間がいるのではないか。
はらっぱ祭りは騒音やゴミをまき散らす面があるのではないか。
はらっぱ祭りは酔っぱらいが夜中騒いだり汚したりしているんではないか。
ほとんどが誤解や偏見に基づく見方であるのだが、ただ、それを晴らしたところで、元にはもどらないのだ。
例えば、新聞に訂正広告を載せたからといって、多くの人に伝わった情報が消えるわけではなく、かなりのパーセンテージの間違った情報は多くの人の頭の中に記憶され続けるのと同じである。
はらっぱ祭りを心地いいものと記憶している人が沢山いることは、スタッフとして関わる私にはよく伝わってくる。
人の心にある「はらっぱ祭り」はそれぞれであるが、笑えたことや感じたことを通して得た心地よいもの、心の奥にある何かに触れるもの、普段、抑えているものを解放して子供のような気持ちになれる時間、そういうものではないかな。
私としても「はらっぱ祭り」は、全国から集まってくる人生旅の意識を持った友人達と年一回会えるいい機会でもありました。それが、この三多摩地区の地元の人と解け合って、動きのある文化の交流が自然な形で存在するのが面白かった。長野で自然農をやっている者、各地を廻って演奏したりパフォーマンスをしている者、色々な国からやって来て日本に暮らしている人達の文化に触れられるなど、この祭りがなければなかなか一同に会することが難しい人との年一回の出会いの場でした。
世の中は、作為で動かすものや、力を誇示するもので満ちているけれど、予定調和ではないハプニングを含んだ交流が人の心の奥に触れる機会をもたらし、それが度重なって多くの人が足を向けるようになったのだと思います。交通費の負担をものともせず、日本全国から集まる意義でもあったと思うし、楽しみでもあったんではないかな。
第17回の開催時のトラブルで現在開催不能になっているのですが、上のような意義を失うような対策ではらっぱ祭りを形だけ復興しても形だけの退屈なお行儀の良いイベントになってしまうんではないかな。
今、17年間続いて開催されてきた武蔵野はらっぱ祭りが2年間休止されている。
原因は、色々あって誤解や思いこみによるトラブルも多いのだが、現実というものは善悪や正義で対処して元に戻るというほど、単純潔癖なものではない。
良くも悪くも色々な視点が出来てしまったのである。
例えば、
はらっぱ祭りは大麻に関係した人間がいるのではないか。
はらっぱ祭りは騒音やゴミをまき散らす面があるのではないか。
はらっぱ祭りは酔っぱらいが夜中騒いだり汚したりしているんではないか。
ほとんどが誤解や偏見に基づく見方であるのだが、ただ、それを晴らしたところで、元にはもどらないのだ。
例えば、新聞に訂正広告を載せたからといって、多くの人に伝わった情報が消えるわけではなく、かなりのパーセンテージの間違った情報は多くの人の頭の中に記憶され続けるのと同じである。
はらっぱ祭りを心地いいものと記憶している人が沢山いることは、スタッフとして関わる私にはよく伝わってくる。
人の心にある「はらっぱ祭り」はそれぞれであるが、笑えたことや感じたことを通して得た心地よいもの、心の奥にある何かに触れるもの、普段、抑えているものを解放して子供のような気持ちになれる時間、そういうものではないかな。
私としても「はらっぱ祭り」は、全国から集まってくる人生旅の意識を持った友人達と年一回会えるいい機会でもありました。それが、この三多摩地区の地元の人と解け合って、動きのある文化の交流が自然な形で存在するのが面白かった。長野で自然農をやっている者、各地を廻って演奏したりパフォーマンスをしている者、色々な国からやって来て日本に暮らしている人達の文化に触れられるなど、この祭りがなければなかなか一同に会することが難しい人との年一回の出会いの場でした。
世の中は、作為で動かすものや、力を誇示するもので満ちているけれど、予定調和ではないハプニングを含んだ交流が人の心の奥に触れる機会をもたらし、それが度重なって多くの人が足を向けるようになったのだと思います。交通費の負担をものともせず、日本全国から集まる意義でもあったと思うし、楽しみでもあったんではないかな。
第17回の開催時のトラブルで現在開催不能になっているのですが、上のような意義を失うような対策ではらっぱ祭りを形だけ復興しても形だけの退屈なお行儀の良いイベントになってしまうんではないかな。
by voice-of-sora
| 2005-12-23 00:19