ただ、真っ直ぐな、おこちゃま

何故か、業界に関わりのない生き方をしてきたもんなぁ。
Super human Crewというバンドを初めて、最初のステージが同志社大学でトリ、ウチの前ははっぱいえんどとかウエストロードブルースバンドとか、なんで俺たちがトリなのか解らなかったけど、事実です。
新譜ジャーナルの日本のバンド特集本でも、後書きにオレ等をわざわざ紹介してくれてた。
なのに、あっさり、ドラムメンバーの疲れたという一言で、休止、自然崩壊。
チャンスなんて、幾らでもあると思ってたんだねぇ。^_^;

その後、トリオレコードに呼ばれて行って、レコード出したいんだったらフォークをやれって、数歳上くらいのヤツに言われて、やだよって返ってきて以来、縁もないです。

そいつ、「幾らでもミュージシャンは居るんだ。数撃ちゃ当たるなんだよ」とほざきやがった。
まぁ、今、テレビなんかを見てると、それもそうなんだろうなって気もするけど、当時、オレは周りを見回しても、たいしたのは居ないと、傲慢にも思ってたわけ。

当時のレコード会社は、せいぜいグループサウンド（大人に制服着せられてバカみたいと思ってた）、あとはポマードの臭いがしそうな歌謡曲の世界。フォークが少し流行って来たもので、数撃ちゃと考えたらしい。

オレがもう少し、大人であれば、それらを利用もしたんだろうけど、ただ、真っ直ぐな、おこちゃまでした。^o^