2007年 12月 12日
エコロジー幻想 |
今、「エコロジー幻想」武田邦彦著 青春出版社 という本を読んでいます。
副題は(「環境にやさしい」が環境を破壊する)です。
この著者は「リサイクルをしてはいけない」という本も書いています。
読んでいて感じたことがあります。
常々、少なからず疑問に思っていた事が、やっぱりそうかと再認識されている気がするのです。
各論的に正しそうなエコ行為が総論的には、まったく意味がないどころか環境破壊につながっているものが沢山あり、雰囲気だけはエコのように見えてブームになっている事です。
電気代節約の為に新型の省エネタイプのものを買うことが、実際どれくらいの省エネにつながるかというと、かえって多大なエネルギーを消費=石油を使用につながっていたりするのです。
例えば冷蔵庫一つ作るにのにかかるエネルギーは、それによって節約されるエネルギーよりずっと膨大であるという現実です。
ガソリン消費を押さえられる新車に買い換えて、節約できるエネルギーにしても車を乗り潰す方がかえって全体的には省エネであるという現実です。
雰囲気と実際の数字の違いをしっかり認識しなければならないようで、本当に難しい。
環境を改善するなんて事は生半可な認識では無理なんだと思い知らされています。
行政や企業の意識がどの辺りにあるのか心配です。
副題は(「環境にやさしい」が環境を破壊する)です。
この著者は「リサイクルをしてはいけない」という本も書いています。
読んでいて感じたことがあります。
常々、少なからず疑問に思っていた事が、やっぱりそうかと再認識されている気がするのです。
各論的に正しそうなエコ行為が総論的には、まったく意味がないどころか環境破壊につながっているものが沢山あり、雰囲気だけはエコのように見えてブームになっている事です。
電気代節約の為に新型の省エネタイプのものを買うことが、実際どれくらいの省エネにつながるかというと、かえって多大なエネルギーを消費=石油を使用につながっていたりするのです。
例えば冷蔵庫一つ作るにのにかかるエネルギーは、それによって節約されるエネルギーよりずっと膨大であるという現実です。
ガソリン消費を押さえられる新車に買い換えて、節約できるエネルギーにしても車を乗り潰す方がかえって全体的には省エネであるという現実です。
雰囲気と実際の数字の違いをしっかり認識しなければならないようで、本当に難しい。
環境を改善するなんて事は生半可な認識では無理なんだと思い知らされています。
行政や企業の意識がどの辺りにあるのか心配です。
by voice-of-sora
| 2007-12-12 15:03