2008年 03月 21日
心の様子 |
藤野の駅に着いたときには、すでに高尾 行きに列車は動き始めていた。
「ふっ、間に合わなかったか」。
改札口の横にある時間表を見てみると、次の便は37分後である。
「ちょっと待ち時間が長いなぁ。」
ただ待っているのは、つまらないから外にでて散歩でもしようということに心が決まった。
南口の方は、長い下り階段があり、それを心も軽く降りていく。
この辺りは駅前といっても全く開けてなく、ただ車一台が通れるほどの細い道があるだけだ。
突然ローカルな場所にいる感覚が広がる。
とりあえず、川に向かう道と思い、左に歩き始める。
20mほど歩くと右手に民家の間を通る細い路地があるのを発見、さっそくそのルートをとり、歩き続ける。
壁に挟まれたこういう路地は、私の地元国立市ではなかなかお目にかからない。
公道に出ると車の音はするが、辺りは活気もなく静かだ。
決して寂れた様子ではなく、のんびりといえばいいのかな。
一人の客もいないコンビニを過ぎると、目当ての桂川を渡る橋にさしかかる。
橋の手前を右に下り川原に降りていく。
なんだか殺風景な印象で、すこし拍子抜けしたが、とにかく水の流れる音に息は抜けると思い流れの側まで砂の上を歩いていく。
少し気が落ち着くと、その辺のなんでもないものがカメラを透すと面白いことになりそうという想念がオレを包んだ。
大げさに言えば、天からインスピレーションを受けたということか。
そうすると、さっきまでなんてことのない、いや、普通以下のゴミでちらかったように見えていたものが、よく見るとすべて新鮮に見えてきて、それをカメラに納めることにワクワクしだしたのである。なんと言えばいいだろう、不思議な一瞬だ。
もう後は楽しくて楽しくて、こころの状態は、例えば遊び暮らしていた10歳の頃と同じレベルといってもいい。
想像力とは、まったく自分の中にあり、いかなる環境でも、まったく違った世界を見ることが出来るという事をあらためて感じたのである。
「ふっ、間に合わなかったか」。
改札口の横にある時間表を見てみると、次の便は37分後である。
「ちょっと待ち時間が長いなぁ。」
ただ待っているのは、つまらないから外にでて散歩でもしようということに心が決まった。
南口の方は、長い下り階段があり、それを心も軽く降りていく。
この辺りは駅前といっても全く開けてなく、ただ車一台が通れるほどの細い道があるだけだ。
突然ローカルな場所にいる感覚が広がる。
とりあえず、川に向かう道と思い、左に歩き始める。
20mほど歩くと右手に民家の間を通る細い路地があるのを発見、さっそくそのルートをとり、歩き続ける。
壁に挟まれたこういう路地は、私の地元国立市ではなかなかお目にかからない。
公道に出ると車の音はするが、辺りは活気もなく静かだ。
決して寂れた様子ではなく、のんびりといえばいいのかな。
一人の客もいないコンビニを過ぎると、目当ての桂川を渡る橋にさしかかる。
橋の手前を右に下り川原に降りていく。
なんだか殺風景な印象で、すこし拍子抜けしたが、とにかく水の流れる音に息は抜けると思い流れの側まで砂の上を歩いていく。
少し気が落ち着くと、その辺のなんでもないものがカメラを透すと面白いことになりそうという想念がオレを包んだ。
大げさに言えば、天からインスピレーションを受けたということか。
そうすると、さっきまでなんてことのない、いや、普通以下のゴミでちらかったように見えていたものが、よく見るとすべて新鮮に見えてきて、それをカメラに納めることにワクワクしだしたのである。なんと言えばいいだろう、不思議な一瞬だ。
もう後は楽しくて楽しくて、こころの状態は、例えば遊び暮らしていた10歳の頃と同じレベルといってもいい。
想像力とは、まったく自分の中にあり、いかなる環境でも、まったく違った世界を見ることが出来るという事をあらためて感じたのである。
by voice-of-sora
| 2008-03-21 16:56