○○ is the Nigger of the world

ジョンにとって○○はWomanだった。
小野洋子がいた。
理解し愛するものが世間では差別されている存在だと感じたんだろう。
でも、彼女は人間。口もきけるし主張も出来る。

オレはペットショップの前を通ると、いつも心が痛む。
なんだか、ペットという奴隷を売買しているようにしか見えないのだ。
オレは、現在生き物とは暮らしていないが、子ども時代には犬、猫、ウサギ、小鳥、山羊などと一緒だった。みんな死んでしまって今はもういない。

今は、本来、自由な猫でさえ、勝手に表をうろつけないそうだ。猫の文化は人に制圧されてしまったらしい。
ウチにいた犬は保健所に捕まらないように庭で暮らしていた。
表を歩くときは仕方なく、ホント仕方なく鎖を付けて散歩していた。
ボールアンドチェイン、囚人か奴隷の扱いである。

話は戻るけれど、生き物を交配して体型を変えたり、不妊手術を施したり、・・これが人間に対してだったらと思うと気味が悪くなるのだ。
キリスト教がヒューマニズムという人間中心の世界を作ってきたけれど、今やその人間が環境破壊の限りを尽くす悪でもあることを認めないわけにはいかない時代になった。
人間の為なら、大抵のことは許されると思っている群れが世界を支配している。あたかも、世界は人間のためにだけ存在していると思っているかの様な行為を繰り返す。結局は、それが人間の未熟さのせいで人間自体にも害が出始めている。このままではもう救いはないだろう。