特許や権利

中国人いわく、アメリカやヨーロッパの連中は著作権などやたら請求するけれど、中国で発明された技術を中国が請求したことがあっただろうかって。
ユダヤ思想はなんでも契約権利だが、それがグローバルって誰が決めたのかって。

昔は特許なんてなかった。
独り占めは出来なかったんだよ。
閃いたものも、ひたすら作り上げたものも、人類に対する神からの恵みと考えれば、個人で権利を主張することもない。
みんなが、その恩恵を受けられるってことで、いいんじゃない。


金を沢山集めることは、日々の地道な労働ではたかが知れている。
一山当てる山師の発想が、いろんな仕組みを作ってきたんだろう。
それは、別の見方をすれば、人のものをかすめ取る詐欺的戦略だ。
今の文明は、明らかに詐欺師ペテン師が牛耳っているという事実なんじゃないかな。
なにも共産主義にする必要はない。
あれも資本主義と同じ根を持った唯物主義の反面だから信用できない。



グローバルって、中国が言い出したら欧米は同意するだろうか。
今や、ほぼ、経済の中心になりつつある歴史ある超大国。
中国やインドの思想が世界を統一すると言ったら、欧米はどういう泣き言を言うんだろう。欧米が世界の中心であった時代は、ほんの産業革命の後くらいだ。
力で世界を席巻したんだろ。

当たり前と思っている考え方も、革命で代わる。
保守的なものと思っている価値観も元はどこかで発明されたものではないだろうか。普遍的な事を見極めるのは、結構難しいものだ。