2011年 05月 26日
福島第一、浜岡なんて目じゃないほど敦賀のもんじゅがヤバイらしい |
MIXIのisonadaさんの日記より引用
もんじゅ大変な事になってるんだよ。
==以下 引用 ================
福島第一、浜岡なんて目じゃないほど敦賀のもんじゅがヤバイらしい
どうヤバイのか全然知らなかったので、「もんじゅの知恵」について調べてみた。
1995年12月8日 ナトリウム漏洩事故発生。
2010年8月26日 原子炉容器内に筒型の炉内中継装置(重さ3.3トン)が落下。
後日、吊り上げによる回収が不可能と判明。
もんじゅがナトリウムを使うのは、中性子とプルトニウムの「反応効率」と「熱効率」に優れているから。
ナトリウムは液体金属として炉内にめぐらされた配管に満たされている。
もんじゅの発電方法は次の通り。
高速増殖炉では冷却材に通常の原子力発電所(軽水炉)で使われる水(軽水)の代わりに金属ナトリウムを使用する。
燃料のプルトニウム・ウラン混合酸化物の発するウラン238は中性子を吸収することにより新しい燃料のプルトニウム239に変わる性質をもっている。
この性質をうまく利用し、消費した以上の燃料を作り出すのが高速増殖炉である。ナトリウム原子と中性子がぶつかり合って3個の中性子が発生するので増殖が可能となる。
ナトリウム中では、核分裂で出てきた中性子は、約23倍の重さのナトリウム原子と衝突し、中性子はナトリウム原子に跳ね返され中性子のスピードは遅くならない。中性子のスピードが速いほど、ウラン238から、プルトニウム239へ、効率よく変わる。
そこで、高速増殖炉では、冷却材としてナトリウムなどの液体金属が使われる。
いっぽう、軽水炉の水中では、核分裂で出てきた中性子は水の水素原子と衝突し、中性子のエネルギーは、水素原子に与えられ中性子は、遅くなる。
中性子のスピードが遅いほど、ウラン235を核分裂させやすいため、軽水炉の冷却材として水が有効である。
高速増殖炉は、湯を沸かしてタービンを回す福島第一のような古い軽水炉タイプからは前進した技術である。ただ、蒸気を発生させタービンを回すところは同じ。
では、もんじゅのナトリウム漏れ事故が、何故ヤバイのか。
発電タービンは水蒸気作動であるため、2つの熱伝達部分をもっている。
炉心の金属ナトリウムからタービン系統の水部分へは薄い蒸気発生器の壁を通じて熱伝達を行う。
蒸気発生器の壁は薄いため、ピンホールが発生する可能性を完全には否定できず、このために爆発するリスクがある。
ナトリウムは大気中の水分にもすぐ反応を起こす。だから金属ナトリウムは石油に浸けて保管する。「ナトリウム水反応」の爆発力は途方もないからだ。
大量の水に浸かれば、劇的に反応する。もし「ナトリウム-水反応」によってもんじゅが爆発したら、今回の福島第一原発の水素爆発規模では済まないだろう。
「ナトリウム-水反応」は理科の実験でやったとおりだ。角砂糖ほどの金属ナトリウム片に水を与えるとよく燃えた。
http://toyama.shiminjuku.com/contents.php/19/4/001/chemi/na.htm
むかし、メッキの実習でもナトリウムをいろいろ扱ったなー。
次亜リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどなど。
クエン酸ナトリウムは毎日のように摂取している酸味料、酸化防止剤でもある。
そして、もんじゅで使っているナトリウムは常圧で液体であるため、扱いやすく、高い圧力を加える必要がないために原子炉容器や配管の金属が、薄い。
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/NaSchool/about/behavior.html
薄い?
逆に言えば、事故ったらもろいということなのではないか。
そこに大きな地震が来たらどうする。
ありえないが、「建設後」に調査したら活断層の上に建っていたらしい。
http://www.jaea.go.jp/04/monju/category05/mj_cause/mj_accipanf/accipamph11.html
1995年のナトリウム漏れ事故は配管に取り付けられた温度計の設計不備で起きた。
温度計の破損は、配管内を流れるナトリウムの流体力により、さや細管部に振動(流力振動)が発生し、さや段付部に高サイクル疲労が生じ、破損に至った。
http://www.jaea.go.jp/04/monju/category05/mj_cause/mj_accipanf/accipamph04.html
もんじゅでは1700トンのナトリウムを使っている。
もしも地震や津波によって海水の流入などが起きたところで配管漏れを起こし、水反応を起こしたら、燃料のプルトニウム・ウラン混合酸化物ごとひとたまりもなく吹き飛ばす可能性がある。
そんなことは絶対に起きるわけがないと、誰も言えなくなった。。
2chにもこんな書き込みがあった。
__
419 名前:名無電力14001[] 投稿日:2011/03/27(日) 01:01:14.92
●「福島第一原発」ですら目じゃないほどヤバい状況にある高速増殖炉「もんじゅ」●
2010年8月26日、炉から燃料棒を取り出すための装置が炉に引っかかった
↓
外すために炉の蓋を開けよう→炉内の冷却用液化ナトリウムが空気と触れて爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ冷却剤を抜こう→燃料棒を冷却できなくなって爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ引っかかってる所を削ろう→ちょっとでも破片が冷却剤に触れれば爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ燃料棒を抜こう→その装置が壊れてる→永久ループ\(^o^)/
↓
回収はこれまでに24回行われたが全て失敗→詰み\(^o^)/
・現状どうしようもく、燃料棒が完全に冷えるまで数十年待つしかない(年間維持費500億円、発電不可)
・ちなみに発電所は活断層の真上、しかも増殖炉の構造上地震に弱い。
・燃料棒は高濃度のプルトニウム。福島より臨界しやすく制御しづらい 。
・稼動も修理も廃炉も封印もできないと悟ってか、今年2月に担当者は自殺。
__
ハイ・リスク、ノー・リターンどころか、メガデス・リターンなんじゃないのこれ?
アポカリプス・ナウじゃ!!
なんでこんな厄介なものを自然の荒ぶる日本に作ったんだろう。
作った奴らは科学の正義を振りかざすキチガイだ。
名前をお借りしている知恵の神、文殊菩薩に申し訳がたたないです。
福島第一原発事故によってわが国の原発政策における利権・管理不備等の黒歴史・黒構造が暴露され、マネー資本主義のひとつの帰結が黙示録的に示された。
資本主義では、当然ながら、効率はコストとのせめぎ合いのこと。。
経済と技術開発に共通するのはどちらも費用対効果、歩留まりが最優先事項である。
高速増殖炉は「燃やした燃料以上に新しい燃料を作り出す」という高効率ゆえに開発された。
だが、うまい話しほどうまくいかないのは、世の常なのだ。
もんじゅ大変な事になってるんだよ。
==以下 引用 ================
福島第一、浜岡なんて目じゃないほど敦賀のもんじゅがヤバイらしい
どうヤバイのか全然知らなかったので、「もんじゅの知恵」について調べてみた。
1995年12月8日 ナトリウム漏洩事故発生。
2010年8月26日 原子炉容器内に筒型の炉内中継装置(重さ3.3トン)が落下。
後日、吊り上げによる回収が不可能と判明。
もんじゅがナトリウムを使うのは、中性子とプルトニウムの「反応効率」と「熱効率」に優れているから。
ナトリウムは液体金属として炉内にめぐらされた配管に満たされている。
もんじゅの発電方法は次の通り。
高速増殖炉では冷却材に通常の原子力発電所(軽水炉)で使われる水(軽水)の代わりに金属ナトリウムを使用する。
燃料のプルトニウム・ウラン混合酸化物の発するウラン238は中性子を吸収することにより新しい燃料のプルトニウム239に変わる性質をもっている。
この性質をうまく利用し、消費した以上の燃料を作り出すのが高速増殖炉である。ナトリウム原子と中性子がぶつかり合って3個の中性子が発生するので増殖が可能となる。
ナトリウム中では、核分裂で出てきた中性子は、約23倍の重さのナトリウム原子と衝突し、中性子はナトリウム原子に跳ね返され中性子のスピードは遅くならない。中性子のスピードが速いほど、ウラン238から、プルトニウム239へ、効率よく変わる。
そこで、高速増殖炉では、冷却材としてナトリウムなどの液体金属が使われる。
いっぽう、軽水炉の水中では、核分裂で出てきた中性子は水の水素原子と衝突し、中性子のエネルギーは、水素原子に与えられ中性子は、遅くなる。
中性子のスピードが遅いほど、ウラン235を核分裂させやすいため、軽水炉の冷却材として水が有効である。
高速増殖炉は、湯を沸かしてタービンを回す福島第一のような古い軽水炉タイプからは前進した技術である。ただ、蒸気を発生させタービンを回すところは同じ。
では、もんじゅのナトリウム漏れ事故が、何故ヤバイのか。
発電タービンは水蒸気作動であるため、2つの熱伝達部分をもっている。
炉心の金属ナトリウムからタービン系統の水部分へは薄い蒸気発生器の壁を通じて熱伝達を行う。
蒸気発生器の壁は薄いため、ピンホールが発生する可能性を完全には否定できず、このために爆発するリスクがある。
ナトリウムは大気中の水分にもすぐ反応を起こす。だから金属ナトリウムは石油に浸けて保管する。「ナトリウム水反応」の爆発力は途方もないからだ。
大量の水に浸かれば、劇的に反応する。もし「ナトリウム-水反応」によってもんじゅが爆発したら、今回の福島第一原発の水素爆発規模では済まないだろう。
「ナトリウム-水反応」は理科の実験でやったとおりだ。角砂糖ほどの金属ナトリウム片に水を与えるとよく燃えた。
http://toyama.shiminjuku.com/contents.php/19/4/001/chemi/na.htm
むかし、メッキの実習でもナトリウムをいろいろ扱ったなー。
次亜リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどなど。
クエン酸ナトリウムは毎日のように摂取している酸味料、酸化防止剤でもある。
そして、もんじゅで使っているナトリウムは常圧で液体であるため、扱いやすく、高い圧力を加える必要がないために原子炉容器や配管の金属が、薄い。
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/NaSchool/about/behavior.html
薄い?
逆に言えば、事故ったらもろいということなのではないか。
そこに大きな地震が来たらどうする。
ありえないが、「建設後」に調査したら活断層の上に建っていたらしい。
http://www.jaea.go.jp/04/monju/category05/mj_cause/mj_accipanf/accipamph11.html
1995年のナトリウム漏れ事故は配管に取り付けられた温度計の設計不備で起きた。
温度計の破損は、配管内を流れるナトリウムの流体力により、さや細管部に振動(流力振動)が発生し、さや段付部に高サイクル疲労が生じ、破損に至った。
http://www.jaea.go.jp/04/monju/category05/mj_cause/mj_accipanf/accipamph04.html
もんじゅでは1700トンのナトリウムを使っている。
もしも地震や津波によって海水の流入などが起きたところで配管漏れを起こし、水反応を起こしたら、燃料のプルトニウム・ウラン混合酸化物ごとひとたまりもなく吹き飛ばす可能性がある。
そんなことは絶対に起きるわけがないと、誰も言えなくなった。。
2chにもこんな書き込みがあった。
__
419 名前:名無電力14001[] 投稿日:2011/03/27(日) 01:01:14.92
●「福島第一原発」ですら目じゃないほどヤバい状況にある高速増殖炉「もんじゅ」●
2010年8月26日、炉から燃料棒を取り出すための装置が炉に引っかかった
↓
外すために炉の蓋を開けよう→炉内の冷却用液化ナトリウムが空気と触れて爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ冷却剤を抜こう→燃料棒を冷却できなくなって爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ引っかかってる所を削ろう→ちょっとでも破片が冷却剤に触れれば爆発→終了\(^o^)/
↓
じゃあ燃料棒を抜こう→その装置が壊れてる→永久ループ\(^o^)/
↓
回収はこれまでに24回行われたが全て失敗→詰み\(^o^)/
・現状どうしようもく、燃料棒が完全に冷えるまで数十年待つしかない(年間維持費500億円、発電不可)
・ちなみに発電所は活断層の真上、しかも増殖炉の構造上地震に弱い。
・燃料棒は高濃度のプルトニウム。福島より臨界しやすく制御しづらい 。
・稼動も修理も廃炉も封印もできないと悟ってか、今年2月に担当者は自殺。
__
ハイ・リスク、ノー・リターンどころか、メガデス・リターンなんじゃないのこれ?
アポカリプス・ナウじゃ!!
なんでこんな厄介なものを自然の荒ぶる日本に作ったんだろう。
作った奴らは科学の正義を振りかざすキチガイだ。
名前をお借りしている知恵の神、文殊菩薩に申し訳がたたないです。
福島第一原発事故によってわが国の原発政策における利権・管理不備等の黒歴史・黒構造が暴露され、マネー資本主義のひとつの帰結が黙示録的に示された。
資本主義では、当然ながら、効率はコストとのせめぎ合いのこと。。
経済と技術開発に共通するのはどちらも費用対効果、歩留まりが最優先事項である。
高速増殖炉は「燃やした燃料以上に新しい燃料を作り出す」という高効率ゆえに開発された。
だが、うまい話しほどうまくいかないのは、世の常なのだ。
by voice-of-sora
| 2011-05-26 18:06